Webのエスノグラフィ? – ウェブは2重コンテキストモデル

先日のWeb-UX研究会ででた話で印象にのこった一言に「ウェブは2重コンテキストモデル」という安藤先生(@masaya21)のコメントがある。ウェブのサービスを考える上ではリアルのコンテキストとウェブの中のコンテキストを考えないといけない、という意味で、それを聞いて目からウロコが落ちた。(まぁわりと簡単に落ちるわけだけど)

図にするとこんな感じか

エスノグラフィはウェブにも有効か?

プロダクトデザインとウェブサービスのデザインの違いとして、エスノグラフィの有効性に違いがあるのではないか、と常々思っていた。現場に入って観察を主とする手法はプロダクトデザインのようなユーザーとモノが1対1の関係ならば見やすいが、ウェブサービスとなると、ちょっと難しいところがあるのではないか、と思っていた。それはウェブが身体性に欠けているからではないか、と思っていたのだが、それよりもこの「ウェブは2重コンテキスト」であるという考え方だと説明がつきやすい。たしかに一昔前のマスメディア型サイトやコーポレイトサイトのような情報の流れが一方向のものと違い、最近のウェブサービスはウェブの中にソーシャルグラフを持ち、ウェブの中でのユーザー同士のコミュニケーションというのが発生する。さらに難しいことにネットワーク外部性(あるネットワークのユーザーが増えれば増えるほと1ユーザーの得る利が上がる)の効果も強く作用する。なので、プロダクトデザインと同じ考えでエスノグラフィをやってしまうと、得られる情報は2重コンテキストモデルのリアル側のものだけになってしまう、ということなのだろう。となると、ウェブの中のコンテキストにおけるエスノグラフィ、またはそれに相当するような観察手法を考えないといけない。さて、どうすればよいだろうか?

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中